今週はお客様とトラブルになってしまいました。
2週間前、お客様来店ATFオイル交換して欲しいとのこと。いろいろ話してると、2年前にオートパーツ量販店でパネル色に合わせてスプレー缶に塗料作ってもらったのだが塗ってくれないかということでした。失敗すると後戻りもできないのであまりこういうことは引き受けないところなんですがなぜか気が向いて引き受けてしまったんです。先週日曜日に取り掛かり月曜日に仕上がりました。自分で言うのも何ですが見事に出来上がりました。
しかしお客様は激怒してすごいメールが届きました。これは私も悪いところがありましたしお客様も勘違いされてたと思います。
まず、塗る前から思ってたのですが色が合うわけがないですよね。実際の車両持ち込みで塗装に出すことも多いのですがそれでもぴったりと合いません。色焼けや、プラスティックの色と塗装の色との違い等もあります。昔は細かく言う方も多かったですが今では極端に違わない限りそう気にされない方が多くなりました。なんせ焼けて前面と側面と同じパネルでも色が違うんですから合うはずがない場所もあります。
そう思ってもいましたし、塗料も新品フェンダーも持ち込みですから塗らないという選択肢も無いと思ってたので何も説明せず簡単に引き受けました。【有料で】
まず、プラの素地にペーパー当てて、プライマーで下地処理、ペーパー当てて、作ってもらったという2年前のライトホワイト缶スプレーで3度塗り。仕上げは硬化剤入りの2液タイプのクリア塗装を買ってきて3度塗り。塗ってるときに思ったのがやはり白いなあって感じました。焼けてないから元々の色はこんなに白いのかって言う感じです。
装着すると確かに違和感が・・・
その色に対してお客様が激怒。なぜこんな色になるんだっていうんですよ。スマートのプロだろう。これはプロの仕事ではない。みんなに言いふらすぞって言うんですよ。びっくりしました。イヤー警察呼んでもでもSNSでも何していいよって言ったですが怒りが収まりません。
初めにもっと説明しなければいけなかったですね。色が合わなくてもいいですかって。又は、塗る前にスプレー試し塗りしてこんな色ですよって試してみればよかったです。まあ私が調合した塗料でもないし塗ってくれって言って綺麗に塗って文句言われると思ってなかったので後から反省しました。
結果は電話で大喧嘩になって【お互いぼろくそに言い合い】言いたい放題お互いに言ったのが良かったのか落としどころつかんで最後には言い過ぎたわごめんな。いいえすみませんでした。と一件落着。その後ご来店もしていただけました。
しかし、おかしすぎるのは色の調合。お客さんのライトホワイトの色は焼けてませんでした。結構白い色でした。なのに塗りあがったライトホワイトは真っ白に見えます。そこに文句を言うべきではないでしょうか?でも2年前の話ですしね。
ちなみに塗装はすべて外注に出してます。塗装屋さんいつも悩んでますねー、プロでも合しにく色があるようです。